92 posts tagged “猫”
ベルント&ヒラ・ベッヒャーという夫婦アーティストがいる。(ヒラ&ベルントという順番もあるみたいだ)給水塔とか溶鉱炉などの機能的?建造物の写真をtypology(類型学)という観点から、並べて提示するという手法なのだが、コンセプトは置いといて本当にうっとりする。日本にも工場萌えとかダム萌えとか廃墟マニアとかあるが、それに近いうっとり加減だ。自分の中では柴田敏雄なんだが。
定型デザインを作るとき、よく先生が「猫の後姿みたいにこんもりしてくださいね」「猫の後姿みたいに唐突にしっぽが出ているみたいにしないでくださいね」とおっしゃるのだが、その証明写真。
城ヶ島公園には猫がたくさんいる。距離を保つのもいるがたいがいはヒトに慣れているから捨て猫だろうか。うちのぞーたぬなんかよりはるかに人懐こい。ここで平和に暮してほしいと切に思った。猫たちは日差しを避けて木陰やベンチやスクーターの下で涼んでいた。
お昼は、私鉄がやってるホテルの日帰り入浴で汗を流してから刺身定食を食べた。このお湯は温泉ではなく海洋深層水とのことで、そのせいかどうか分からないがよく温まりすごく汗をかく。向かいに民家や別荘が見えるということは、向こうからもおばさんやおじさんの裸が丸見えなのだろうが、内海とヨットやカヌーや漁船を眺めながらの露天風呂はなんか気が大きくなる。刺身定食はふつうの味だったが、よほど汗をかいていたのか味噌汁の塩気がうまかった。(かんぱちとイカはめちゃめちゃ旨かった)食事処の隣にある無料休憩所で昼寝までさせてもらって本当に幸福だった。
今夜のお題は「スリーポイント」のアレンジメント。いつもの深めのトレイのほかに、支柱と、二つのトレーを追加セットして、活けるフローラルフォームが三箇所ある。レザーファンという羊歯はいつものことだが、今日はまっすぐな草(フトイという)を縦横に挿して、格子状の直線的なラインと、アスパラガスのふわっとした感じ、名前を忘れてしまったが綺麗なグリーンの曲線を活かすように工夫する。奥行きはないが背の高いアレンジになった。うまくいったかどうかは分からないが、「作品」に挑戦しているという感じでやりがいがあった。自分は白のアルストロメリアをメインにしたが、その後迷わずブルーのニゲラを手に取っていた。先生が「やっぱり動物さんは白の次に青い花を手に取ってる。りさちゃんだったら迷わずピンクですね」と笑いながら言っていた。本当に無意識に白の次に青を手に取っていた。「バラが一番目立たないのも動物さんらしい」とのことだった。たはは。
「背が高くてグリーンが垂れ下がっている何か」という、猫にとってはヘブン状態が部屋に持ち込まれたので、グレムリンに変貌する前に写真だけ撮って、例によってすぐ風呂場に避難した。ニゲラと白のアルストロメリアが本当に綺麗だったので、これはアップで撮っておいた。このアルストロメリアはユキヒョウみたいなアニマル柄で、おしべはロシアンブルーみたいな灰色と大人っぽい花だった。
最後に、あまったフローラルフォーム、あまったスプレーカーネーション、先週のカラーのアレンジメントに使ったガーベラと黄色のアルストロメリアというあまりもので、コーナーに飾るお花を作った。(花器は先生からいただいたピンクの器。大変扱い易い大きさ)ピンクの濃淡に黄色という、動物苦手カラーがあまったが、意外に元気よくできた。